なろう小説「モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?」に出てくる「ダンジョンマート」の株価

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モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか? (作者:百均)

という小説を読み始めたところ、第四話  奥さん、オタクの座敷童完全にグレてますよに以下の記述があった。

冒険者ブームの到来によりダンジョンマートは急激に業績を回復。株価もうなぎのぼり。ダンジョンマートが上場時、公募価格で百株だけ購入したサラリーマンが、ダンジョンマートが苦境の時期も手放さず持ち続けていたおかげでいつの間にか数億円もの資産を得ていた、という話は何度もテレビで取り上げられたものだ。

まだ4話のこの部分までしか読んでいないので、この小説の話は分からない。
このダンジョンマートが気になって仕方なかった。
続きが読めなくて、この文章を書き始めるほどに。

この「ダンジョンマート」は、たぶん企業名で、上場(まだ上場って言うんだっけ・・・?)されていて、100株で数億の資産になる株価を有しているということだと思う。

数億といったら1億ではなく2億以上9億以下、「2」ということも無いと信じたいので、最低3億くらいの資産になるんじゃないだろうか。
つまり1株300万(300万*100株=3億)はするということになる。

なろう小説なので、特別な注釈が無ければ日本っぽい世界観なので、たぶん日本っぽいどこかの話。

日本のコンビニ3大チェーンといったら以下の通り(店舗数順)

  1. セブンイレブン
  2. ファミリーマート
  3. ローソン

(日本のコンビニエンスストアチェーン一覧)[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%93%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E4%B8%80%E8%A6%A7]

それぞれの株価は、2023/03/08の終値で以下の通り。

名前 株価 発行株数
セブンイレブン 6,330円((株)セブン&アイ・ホールディングスの傘下なので、(株)セブン&アイ・ホールディングスの株価) 886,441,989株
ファミリーマート 4,285円(伊藤忠商事(株)の傘下なので、伊藤忠商事の株価) 1,584,889,504株
ローソン 5,530円 100,300,000株

平均すると、5381円(切り捨て)。
ダンジョンマートの株価は、これらの557倍(切り捨て)。

めちゃくちゃ凄い企業ということになる。

発行株数は分からないが、セブン&アイ・ホールディングスなんて目じゃないので、ダンジョンマートがこの業種1位だと仮定して、セブン&アイ・ホールディングスと同等の発行株数があるとする。
すると、時価総額は、3,000,000円*886,441,989株=2,659,325,967,000,000円ということになる。

2,659,325,967,000,000円は桁がでかすぎて分からないので、3桁ずつ少なくしてみる。

2,659,325,967,000千円 = 2,659,325,967百万円 = 2,659,325十億円 = 2,659兆円

検索したところ、「Appleの2021年12月7日時点の時価総額が2兆8,000億ドル(約320兆円)に達した」という記事が出てきた。

Appleの8.3倍。

トヨタは31兆らしいので、85.7倍。

日本国内だけ(推測)の企業なのに桁違いの時価総額と言える。

もしかして世界展開しているんだろうか?

海外にはもっとスケールがでかい小売業があるので、この世界戦ではこの程度の企業は十把一絡げにあるのかもしれない。

世界経済破綻してない?

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