SynologyのNASはdockerをサポートしています。
とはいっても、サポートしているのは[+]が付いているシリーズだけです。
playシリーズは、メモリ増設が可能で、HD画質のメディアに対応し、jシリーズに比べてスペックが高いCPUが付いていたりして素晴らしいんですが、docker公式サポートがありません。
会社でsynologyを押して[+]シリーズを買って貰ったんですが、dcokerが思ったより便利だったので、DS418playでなんとかdockerが使えないかと調べて見たところ、簡単に導入できたので紹介します。
まず、ダウンロードセンターにアクセスします。
NAS -> DS420+を選択し、「パッケージ」タブを開きます。
ページ内を[docker]で検索すると、[Docker]が見つかるので、「ダウンロード」を押してパッケージをダウンロードします。(私がDLできたのは「Docker-x64-18.09.0-0515.spk」です。)
ダウンロードができたところで、DSMにログインします。
DSMのパッケージセンターを開き、右上にある「手動インストール」を押します。
ファイルを選択できるので、先ほどDLしたspkを選択して、どんどん進みます。
私の時はエラー無く勝手にインストール完了、起動まで行けました。
これで動作していますし、パッケージセンターから閲覧も可能です。
念のため、本当にdockerが動作しているのか確認するために、sshで接続して動かしてみます。
ssh接続後、[sudo -i]
[docker run hello-world]
docker imageを勝手にpullして、「Hello from Docker!」が表示されたので動作確認完了です。
dockerが動いているのは確認できたので、Dockerfileを作成したり、docker-compose.ymlを作成したりであとは何でもできると思います。
dockerは知ればしるほど便利で良いですね。
最小環境なせいか色々設定が面倒ですが、そこを含めて便利で良いです。